アンブロワズ・パレ ( 近代外科の先駆者 )

  • Ambroise Pare 1510 年頃 ( 1517 ? ) 生 - 1590 年没

戦場での医学 ( 軍陣医学 )、外傷外科学の分野から、近代の外科学を基礎を築き発展させた。欧米で近代外科の先駆者と呼ばれ、整形外科の源流の一人として挙げられる。

" 私が包帯し、神がこれを癒したまう Je le pansay et Dieu le guarist ( I treated him, but God healed him )" という有名な言葉を残した。

当時のフランスの正規の教育を受けた医師ではなく、床屋外科医 ( barber-surgeon ) と呼ばれる医術者であった。

最初床屋に弟子入りして外科の技術を学び、19 歳でパリのオテル・デュ病院で働いた。

当時、床屋は外科分野の医術 ( 様々な手術や外傷の処置 ) もした。

戦争に従軍し、開放創、銃創の軟膏による治療、結紮による止血法で外傷、切断肢の治療を行い、治療技術、成績を飛躍的に向上させた。

血管結紮による止血法は以前よりあったが、当時、切断肢断端の止血は焼灼法によっていた。パレは結紮による止血法を復活させ、広めた。

パレが自らの著述を集大成したパレ全集は、本邦では外科書、外科全集などとも呼ばれる。これには骨折、脱臼の治療法のみならず、先天性股関節脱臼についても記述されている。

楢林鎮山はこれをもとに 1706 年、" 紅夷外科宗伝 " を著した。

参考


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Last-modified: 2008-09-10 (水) 13:43:15 (3357d)