仙台接骨医療専門学校:柔道整復師、無資格教員が授業 厚生局が改善指導 /宮城

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090131ddlk04040194000c.html

教員資格のない担当者が授業を行っていたなどとして、東北厚生局が、柔道整復師を養成する仙台市宮城野区の学校法人東北柔専「仙台接骨医療専門学校」(島谷俊美理事長兼校長)を改善指導したことが分かった。無資格教員の授業は単位として認められず、国家試験受験のためには補講が必要。卒業目前の3年生には既に補講を行っているものの、なぜ補講が必要になったか満足な説明をしていないとして、同局指導養成課は「学校は生徒への説明責任を果たすべきだ」としている。

厚生局が29日実施した定期調査で確認された。専門学校などで柔道整復術を教える柔道整復師教員になるには、柔道整復師として3年間の実務経験と教員認定講習の修了が必要だが、同校では06~07年、実務経験が3年に満たない担当者計4人が授業を行っていたという。

同課によると、該当する授業は06年度入学の現3年生が受講した「臨床柔道整復学」「柔道整復実技」など。いずれも履修必須科目だった。学校側は07年度以降、同じ教科を再度履修させて単位を補っているという。3年間に60時間ずつ計180時間を履修する必要がある「臨床」は、06年度分は無資格者が担当。3年生は結果として今年度は120時間分受講している。

また、同課によると、今回の定期調査で、専任教員は7人で定員を満たしていたが、うち1人が授業を担当していなかったことも判明した。学校側は「病気がちで、医務室で待機してもらった。現在は退職していただいた」と説明したという。同課は「架空教員とまではいえないが、本来の専任教員の役割を果たしておらず望ましくない」としている。

学校側は30日の取材に対し、「校長、事務長と連絡が取れず対応できない」としている。同様の「無資格講師」問題は昨年、仙台市内の別の専門学校でも判明した。【藤田祐子】

毎日新聞 2009年1月31日 地方版


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Last-modified: 2009-02-01 (日) 00:54:28 (3215d)