日本の財政事情 †

日本政府は国民の医療をどのように考えているのでしょうか、国家予算をみれば政府の本音が分かります。まず政府の医療に対する考えを示したいと思います。

平成 13 年度の国の収入は所得税が 22%、法人税が 12%、消費税が 12% です。ここに示したように消費税の占める割合が意外に大きいことが分かります。また国の収入として国債という項目がありますが、国債は収入ではなく借金なのです。つまり国債という名前の 4 割ちかい借金をして、国の予算が成り立っているのです。

次に国の支出ですが、社会保障が 20% です。この社会保障費の中の 60%、約 10 兆円が医療関係に使われています。つまり老人保険や健康保険の補填に 10 兆円が支出されているのです。

またこの支出にも国債という項目があります。つまり日本の予算は、借金をして借金を返すという自転車操業の予算なのです。子供や孫のクレジットカードで買い物をして、借金を次世代に残しているのです。そして政府はこの借金を減らすために、まず国民医療費を削減する政策を打ち出しました。医療改革、医療改正と言えば耳触りは良いのですが、国の政策の本音は「医療費削減」なのです。

医療費を削減することが国の政策ですから、日本の医療が良くなるはずはありません。医療改革、医療改正はイコール医療改悪といえます。このままでは日本の医療は悪くなるだけです。

平成 13 年度国家予算 ( 歳出 ) †

社会保障費の約 60% ( 10 兆円 ) が医療関係費

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平成 13 年度国家予算 ( 歳入 ) †

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Last-modified: 2008-09-10 (水) 13:52:53 (3358d)