*国民医療費の価値 [#n0e304dd]

国民医療費は約 30 兆円ですが、この国民医療費 30 兆円は高いのでしょうか。日本の有形資産残高 ( 土地代 ) は 3114 兆円、個人保険金額は 1400 兆円、個人金融資産は 1200 兆円、建設投資額 ( 公共事業費 ) は 85 兆円、公的年金は 40 兆円です。

公的年金は最近盛んに議論されていますが、国民医療費より10 兆円多いのです。お年寄りが子供や孫にあげる小遣いの方が国民医療費より重視されています。もちろん年金が高すぎるのではなく、国民医療費が安すぎるのです。国民医療費はパチンコ産業と同じ程度で、葬式産業の倍の値段にすぎません。この程度の国民医療費を高いと言う人は、何と比較して高いというのでしょうか。高齢化社会がいわれています。そしてこの 30 年間で年金 / 国民総所得が 8 倍に増えました。しかし国民医療費 / 国民総所得は 2 倍に増えたに過ぎないのです。

国民は生きている時には「医療費は高い」と文句を言います。しかし死んだ後の葬式代には何故か文句を言いません。ほとんどの人たちは請求された葬式代を素直に払います。決して葬式代を値切ったりしません。

ちなみに日本の葬式代の平均は、東京では 450 万円、日本全体では 350 万円です。この日本の葬式代は、欧米のキリスト教の 10 倍の値段になります。日本人は宗教心が有るのか無いのか、「生命は地球より重い」と言いながら医療費をケチり、葬式には大盤振る舞いをするという不思議な民族なのです。どこかが間違っています。

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